【事業の概要】 道央圏連絡道路(一般国道337号)は、千歳市を起点として長沼町、南幌町、江別市、当別町、札幌市、石狩市を経由し小樽市に至る延長約 80kmの地域高規格道路です。国際的な交流拠点である新千歳空港、国際拠点港湾苫小牧港、重要港湾石狩湾新港、及び小樽港を結び、札 幌圏における人流・物流の連携を図る重要な役割を果たすものです。
【整備効果】 ① 物流の効率化の支援
道央圏は、新千歳空港や苫小牧港等の北海道を代表する空港・港湾があり、 本州などへの物流拠点となっています。道央圏連絡道路は、これらの物流拠点 と、北海道縦貫自動車道や北海道横断自動車道を結び、周辺地域とのアクセス 性が向上することで、物流や人流の効率化による農業や観光等、様々な産業の 活性化に寄与することが期待されます。
② 交通混雑の緩和
道央都市圏は、札幌市を中核都市として発展を続けていますが、市街地の拡 大や都市機能の集積に伴い、交通混雑の緩和が課題となっています。 道央圏連絡道路の整備により、道央都市圏の外郭環状道路として放射道路と 接続することで、札幌市内へ流入する通過交通の分散が図られることで、交通 混雑緩和が期待されます。
草野作工は、北海道開発局から道央圏連絡道路の工事を受注し、図に示したように各所で道路改良工事(過去10年分のみ記載)を施工し、道央圏連絡道路整備事業の一翼を担っています。
(北海道開発局札幌開発建設部ホームページより作成)
道央圏連絡道路 長沼町 マオイ改良工事
工事の概要
工事の目的
道央圏連絡道路の泉郷道路は、中央ランプ(千歳市)から南長沼ランプ(長沼町)に至る延長8.2kmの区間です。
当該工事は、道央圏連絡道路泉郷道路事業の一環として道路改良を行うとともに南長沼ランプへ接続するボックスカルバートを建設するものです。
工事名 | 道央圏連絡道路 長沼町 マオイ改良工事 |
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発注者名 | 国土交通省北海道開発局 |
工事年度 | 平成23年度 |
工事概要 |
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主要工種ボックスカルバート工の作業の流れ
(1)掘削
(2)基礎砕石 敷均し
(3)基礎砕石 締固め
(4)均しコンクリート 打設
(5)足場組立
(6)鉄筋組立
(7)型枠取付
(8)コンクリート 打設
(9)足場解体